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Jヴィレッジでのキャンプを打ち上げてアメリカ入り~なでしこジャパン 2019 SheBelieves Cup(2/27-3/5@アメリカ) #jfa #daihyo #nadeshiko #なでしこ

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2019 SheBelieves Cupに臨む直前のトレーニングキャンプのために2月20日(水)に福島県Jヴィレッジに集まったなでしこジャパンは、24日(日)にキャンプを打ち上げました。キャンプ期間中には元日本代表の秋田豊さんによるヘディングトレーニングや、メンタルトレーニング上級指導士の田中ウルヴェ京さんによる講義が組まれたほか、筑波大学男子サッカー部との合同トレーニングを行うなど、充実した4泊5日の活動を終えました。

2018年夏に一部営業を再開し、4月20日(土)にいよいよグランドオープンを迎えるナショナルトレーニングセンターJヴィレッジには期間中多くのファン・サポーターが応援に集まり、2009年11月の活動以来9年3ヶ月ぶりにJヴィレッジに戻ってきたなでしこジャパンに声援を送っていました。

Jヴィレッジでの活動を打ち上げたチームは24日(日)の夕方に成田空港からアメリカのアトランタを経由して2019 SheBelieves Cup初戦のアメリカ女子代表戦の会場となるフィラデルフィアに到着、ここでフランスのオリンピック・リヨンでプレーする熊谷紗希選手が合流しました。

翌25日(月)は午前にジムで汗を流し、時差ボケで重たい体を動かしました。日本との時差が14時間で昼夜が逆転している時間帯となる現地午後のトレーニングでもアグレッシブなトレーニングメニューをこなして2日後に迫る大会初戦にむけて調整しました。気温の表示は約9℃でしたが、風が強く、体感温度は0℃ほどの寒空の下で約90分のトレーニングを終えました。ホテルに戻るとスペインのレアル・ベティスでプレーしている山根恵里奈選手が合流、これで23名が全員揃いました。

夜のミーティングでは高倉麻子監督からあらためて今大会について「もちろん優勝目指して全員で戦う。チームはここまで成長してきているし、対戦する強豪国に臆せず向かっていきたい。この大会、出場時間の長短はあれど、全員出したいと思ってる。心と体の準備をして欲しい」と話すと、その先のFIFA女子ワールドカップについても、「多くのチームが優勝を狙えるほど力が拮抗している。どの試合も圧倒はできないと思うし、主導権を握り続けることはできない。試合の流れを読む力を身につけて、勝負どころを見極めることが大事」と話しました。

2019 SheBelieves Cupの初戦となるアメリカ女子代表戦は、27日(水)の19:05(日本時間翌28日(木)9:05)キックオフ予定です。なお、なでしこジャパンの今大会全3試合はBSフジで生中継されます。

選手コメント

GK #21 山根恵里奈選手(レアル・ベティス/ESP)
まずは無事にチームに合流できて良かったです。昨年のアルガルベ・カップ以来の活動で約1年ぶりですが、初対面の選手が多いので、まずはしっかりコミュニケーションを取らないといけないと思っています。私は、チームが事前のトレーニングキャンプを行ったJヴィレッジで、JFAアカデミーでの3年とTEPCOマリーゼでの2年を過ごしました。今回Jヴィレッジでの活動に参加できなかったことはとても残念でしたが、去年の夏に行った際にサッカーができる状態を見て、自分もここに戻ってサッカーをしたいという願望はあります。まずは日本代表という場所がどういうところかを自分の頭に叩き込みたいです。考えるというか、緊張感を保つ意味で、FIFA女子ワールドカップを見据えて、自分がどういう想いで臨みたいか、それをなでしこジャパンの目指す方向とマッチさせないといけなので、そういう活動にしたいです。

MF #17 三浦成美選手(日テレ・ベレーザ)
Jヴィレッジは6年生のときに女子サッカーの全国大会に出場したのと、JFAアカデミーの選考試験に行ったとき以来でした。施設内のショップに飾られている選手のパネルを見たり、グッズもたくさん持っていましたので、20日に到着した際にはとても懐かしい思いでした。昨日アメリカに到着しましたが、体的には時差ボケもあり少しきついと感じるときもありますが、試合が近づくにつれてチームとしてはトレーニングに対する厳しさも増してきています。私は昨年のアメリカ遠征で初めてなでしこジャパンでフル出場しました。その時に戦ったアメリカ女子代表のスピードやパワーなど、とても衝撃的だったことを覚えています。その試合を経験してから、普段の試合での相手との間合いや、相手の特徴はよく見るようになったと思います。攻撃面ではいい距離感でプレーでき、手応えもありましたが、もっとゴールから逆算したプレーを考えなければいけません。自分の良さはボールにたくさん触ってチームを動かすことですが、監督やコーチからシュートレンジを広げようとアドバイスをもらっているので、普段はシュートを打たないような距離でもシュートを狙っていきたいです。

FW #11 小林里歌子選手(日テレ・ベレーザ)
フィラデルフィアに到着してトレーニングを行いましたが、風が強くて驚きました。これまでアメリカには年代別代表の活動で2回、それと高校の遠征で1回来たことがあります。アメリカ女子代表は強くて速くて、そして1つのプレーで試合を決められるチームという印象ですが、他の似たようなチームと比べてパスを繋いでくる部分もあるという印象です。日本はまず組織でまとまることが大事だと考えています。アメリカ女子代表はブラジルやイングランドと比べても少し格が違うと感じています。圧迫感があるという風にも感じます。そんなアメリカ戦に出たいですし、試合の流れは始まらないと分かりませんが、攻撃の時間が長ければ裏に抜け出してチャンス作ったり、逆に相手ディフェンダーの間でパスを受けたりなど、頭を使ってプレーしたいです。守備の時間が長ければ、フォワードというポジションは組織的な守備のスイッチを入れる役割なので、そうすることで味方がボールを奪うことに貢献できると思っています。

スケジュール

2月20日(水)17:30トレーニング(Jヴィレッジ)※一般公開
2月21日(木)09:15トレーニング(Jヴィレッジ)※一般公開
15:30トレーニング(Jヴィレッジ)※一般公開
2月22日(金)09:15トレーニング(Jヴィレッジ)※一般公開
15:30トレーニング(Jヴィレッジ)※一般公開 中止
2月23日(土)09:15トレーニング(Jヴィレッジ)※一般公開
15:30トレーニング(Jヴィレッジ)※一般公開
2月24日(日)09:00トレーニング(Jヴィレッジ)※一般公開
2月25日(月)PMトレーニング
2月26日(火)PM公式練習
2019 SheBelieves Cup
2月27日(水)19:05第1戦 vs. アメリカ女子代表(Talen Energy Stadium)
2月28日(木)AMトレーニング
3月1日(金)PM公式練習
3月2日(土)13:00第2戦 vs. ブラジル女子代表(Nissan Stadium)
3月4日(月)PM公式練習
3月5日(火)17:25第3戦 vs. イングランド女子代表(Raymond James Stadium)

※時間はすべて現地時間
※スケジュールや会場は急遽変更になる場合がございます。

2019 SheBelieves Cup

大会期間:2019年2月27日(水)~2019年3月5日(火)
日本戦全3試合をBSフジにて生中継予定
TV放送情報はこちら
大会情報はこちら


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