なでしこチャレンジの活動が1月28日(月)、静岡県の清水ナショナルトレーニングセンター(J-STEP)で始まりました。
「何年も先のことを目標にしているわけではない。あくまで今年のワールドカップ、来年の東京五輪を目指してほしい」という高倉麻子監督から選手たちへの話から始まったこの活動は、文字通りなでしこジャパンへのチャレンジとなります。
昼に集合したチームは、ミーティングを終えると早速ピッチに出てトレーニングに臨みました。この時期は各クラブがまだ本格始動していないこともあり、選手たちのコンディションがまばらなため、入念なウォーミングアップで体を温めてから徐々にペースを上げていきます。続いて行われた5対5、4対4+フリーマンのポゼッションメニューでも、競争を煽って闇雲に追い込ませるのではなく、なでしこジャパンのベースとなるテクニックと判断力というコンセプトを意識させる指導の声が響きました。
集合初日ということでコンディショニングを主とした約60分の軽めのトレーニングを終えた選手たちは、2日目からの本格的なトレーニングに備えてセルフケアにも余念なく取り組んでいました。
選手コメント
GK スタンボー華選手(INAC神戸レオネッサ)
なでしこチャレンジに今回選ばれるとは思っていませんでした。周りにもっと上手い選手がいるので、このグループに食い込めるとは思ってなく、正直驚きました。ここのところ体調不良でコンディションを崩していたこともあり、来るまでは不安の方が大きかったです。今日トレーニングをしてみて、思ったようには体が動きませんでしたが、今自分にやれることをやるしかないという覚悟は決まりました。ここに来たからには、なでしこチャレンジというチームの役に立てるように取り組みたいです。GKは周りを助けて初めて目立つことができるポジション。今できることをやって、味方を助けることを目標に頑張ります。
MF 栗島朱里 選手(浦和レッズレディース)
なでしこチャレンジに招集されたことはチャンスだと思っています。せっかく呼ばれたので、自身の今後につなげるためにも結果を残さないといけないと思っています。なでしこジャパンに入ることを目標にしたときに、まずは自チームで頑張らないといけないと思ってやってきました。それが評価されて今回の招集に結びついたと思っています。取り組みを見て活動に呼んでもらったからには、チャンスを活かすのは自分次第だと思っています。実力以上のものは出せないので、持っているものを最大限に発揮することを目標に頑張ります。
FW 田中萌 選手(ノジマステラ神奈川相模原)
代表チームは常に意識してきた目標の場所だったので、なでしこチャレンジの枠に入れて嬉しかったです。驚きとともに、せっかく入れたのだから、自分らしいプレーで何か結果を残したいと思っています。ドリブルで前を向いて相手に仕掛けるプレー、チャンスメークをすることが持ち味なので、どんどん出していきたいです。
スケジュール
1月28日(月) | 15:30 | トレーニング(J-STEP)【一般公開】 |
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1月29日(火) | 09:15 | トレーニング(J-STEP)【一般公開】 |
15:30 | トレーニング(J-STEP)【一般公開】 | |
1月30日(水) | 09:15 | トレーニング(J-STEP)【一般公開】 |
15:30 | トレーニングマッチ vs.藤枝明誠高(J-STEP)【一般公開】 | |
1月31日(木) | 09:15 | トレーニング(J-STEP)【一般公開】 |
※スケジュールや会場は急遽変更になる場合がございます。