なでしこチャレンジのトレーニングキャンプが12月3日(月)、静岡県J-STEPでスタートしました。
緊張感ある面持ちでJ-STEPに集合した23名の選手は、「来年のFIFA女子ワールドカップ、2020年の東京オリンピックにこの中から1人でも多く連れて行きたい。みんなもそういう想いを持ってプレーしてほしい。」という高倉監督からのメッセージを受けてトレーニングを開始しました。
週末に皇后杯にフル出場した選手はリカバリーをメインとし、2グループに分かれ各選手のコンディションに合わせたトレーニングを行いました。
アイスブレイクの要素を取り入れたウォーミングアップでは、時折笑みが溢れるようなシーンもあり、徐々に選手の緊張が解けていきます。ステップワーク、ポゼッション、最後はフットサルゴールを使用したゲームでこの日のトレーニングを終了しました。
夕食後にはチーム全体でミーティングを行い、今回のトレーニングキャンプの位置づけについて高倉監督から詳細に説明がなされました。「今回のトレーニングキャンプ中には、スタッフ、選手、さまざまな人とコミュニケーションをとって自分と向き合い、サッカーを深める良い時間にしてほしい。このキャンプに招集されていることに自信を持って、自分の強みを積極的に出してほしい」というメッセージとともに、再度来年の女子ワールドカップについて、より自分のことに感じて意識してほしい、と熱いメッセージが選手へ伝えられました。
選手コメント
FW 南野亜里沙選手(ノジマステラ神奈川相模原)
今回なでしこチャレンジキャンプに招集されたことを大変嬉しく思います。27歳という年齢もあり、最後のチャンスかもしれないという思いでこのキャンプに臨みました。このチャンスをしっかり掴めるように、まずはしっかりコミュニケーションをとって、この合宿に参加しているメンバーの事を知りたいと思います。このキャンプ中に自分に無いものを学び、少しでも成長出来るように、更に自分のストロングなプレーをたくさん出して、アピールしていきたいです。なでしこジャパンに選出されることは、今まで私を応援してくれたすべての方々への恩返しにもつながると思いますので、今回のキャンプから精一杯チャレンジしていきたいと思います。
FW 上野真実選手(愛媛FCレディース)
自分のプレーをアピールし、結果を残せるよう頑張りたいと思います。初日の今日は、いい緊張感の中でトレーニングをすることができました。色々なタイプの選手がいるので、それぞれの良さをみつけて、多くのものを学び、吸収したいと思います。ミーティングの中でこの合宿の意味、どこを目指してやっているのかという話があり、色々な部分で考えさせられました。たくさんの選手が大きな舞台で活躍したいと思っている中で、今ここにいることが当たり前ではなく、ここにいることの責任を改めて感じました。明日からも良い競争をしながら、充実したトレーニングにしていきたいと思います。サッカーを楽しむことを忘れずに、たくさんチャレンジしていきたいです。
スケジュール
日付 | 時間 | 内容 |
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12月3日(月) | PM | トレーニング(J-STEP)【一般公開】 |
12月4日(火) | AM/PM | トレーニング(J-STEP)【一般公開】 |
12月5日(水) | AM/PM | トレーニング(J-STEP)【一般公開】 |
12月6日(木) | AM | トレーニング(J-STEP)【一般公開】 |
PM | トレーニングマッチ vs.藤枝明誠高校男子サッカー部(J-STEP)【一般公開】 | |
12月7日(金) | AM | トレーニング(J-STEP)【一般公開】 |
※スケジュールや会場は急遽変更になる場合がございます。