「AFCアニュアルアワード2018」が11月29日(水)、オマーンのマスカットにて開催され、日本はインスパイアリング協会賞をはじめ、鹿島アントラーズの大岩剛監督、なでしこジャパンの高倉麻子監督が年間最優秀コーチ賞を受賞するなど、6部門で表彰を受けました。
AFCアニュアルアワード2018 受賞一覧
ダイヤモンドオブアジア | Zhang Jilong (CHI) |
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年間最優秀協会賞 (インスパイアリング) | 日本サッカー協会 |
年間最優秀協会賞 (デベロッピング) | 朝鮮民主主義人民共和国サッカー協会 |
年間最優秀協会賞 (アスパイアリング) | モンゴルサッカー連盟 |
会長表彰グラスルーツ賞 (インスパイアリング) | 中国サッカー協会 |
会長表彰グラスルーツ賞 (デベロッピング) | シンガポールサッカー協会 |
会長表彰グラスルーツ賞 (アスパイアリング) | パレスチナサッカー協会 |
年間最優秀コーチ(男子) | 大岩剛 (日本/鹿島アントラーズ監督) |
年間最優秀コーチ(女子) | 高倉麻子 (日本/なでしこジャパン監督) |
年間最優秀選手(男子) | Abdelkarim Hassan (QAT) |
年間最優秀選手(女子) | Wang Shuang (CHI) |
年間最優秀フットサル選手 | Ali Asghar Hasanzadeh (IRN) |
年間最優秀ユースプレーヤー(男子) | Turki Al Amar (KSA) |
年間最優秀ユースプレーヤー(女子) | 宝田沙織 (日本/セレッソ大阪堺レディース) |
年間最優秀アジア インターナショナルプレーヤー | 長谷部誠 (日本/アイントラハト・フランクフルト) |
レフェリー特別表彰 | Alireza Faghani (IRN) |
Reza Sokhandan (IRN) | |
Mohammadreza Mansouri (IRN) | |
AFC会長特別賞 | 池田太 (日本/FIFA U-20女子ワールドカップフランス2018 U-20日本女子代表監督) |
Wild Boars FC (THA) |
コメント
田嶋幸三日本サッカー協会会長
今年ほど多くの試合で勝つことができた年はありませんが、これには理由があります。10年前にU-12カテゴリーを8人制にしたり、リーグ戦を積極的に導入したりといった過去の先輩方の努力があり、それがいま表れてきました。今を託された私たちは、今やるべきことをしっかりとやり、10年後に振り返った時に、『あの時しっかりとやっていたな』と評価されるような仕事をしていきたいと思っています。このような賞を頂いたことに、改めて多くの先人たちに感謝します。
高倉麻子なでしこジャパン監督
今年もこの賞を受賞できたことを光栄に思います。今回で6度目の受賞となりますが、毎回思うのは、この賞は選手たちの努力の賜物であるということです。さらには、そうした選手たちを育てて下さった全ての指導者の努力の賜物でもあります。今なでしこジャパンを預かる立場ですが、この賞はその全ての指導者を代表して受賞しているのだと思います。これからも、より多くの方々の期待に応えられるよう選手と共に日々チャレンジしていきます。
池田太監督(FIFA U-20女子ワールドカップフランス2018 U-20日本女子代表)
このような素晴らしい賞を頂きとても光栄に思います。U-20女子ワールドカップで優勝したことでこの賞を受賞することができましたが、この盾を見ると、選手・スタッフが一丸となって戦った夏のことを思い出します。選手はこれからなでしこジャパンを目指してさらに努力を重ねてほしいですし、自身としても、これまで以上に努力して、より良いチームづくりにチャレンジしていきたいと思います。