2月20日(土)、静岡県磐田市の磐田スポーツ交流の里 ゆめりあ競技場でキヤノン ガールズ・エイト東海大会が開催されました。東海4県より、愛知県4チーム、静岡県4チーム、三重県2チーム、岐阜県2チームの計12チームが参加しました。
今大会では参加12チームが6チームずつの2ブロックにわかれ、総当たりリーグ方式により順位を決定し、各グループ同順位同士による順位決定戦を行います。大会1日目は予選リーグ戦のうち3試合が行われました。時折冷たい雨や風が吹く中、翌日の順位決定戦では優勝から12位までが決定するため、選手たちによる熱戦が繰り広げられました。
夕食後、選手が宿泊するホテルにて各チーム指導者と審判、選手を対象にキヤノンVTRの上映や栄養・水分補給セミナーが行われました。水分補給の大切さや摂取方法については実践的なトピックスが多くありました。またリスペクトの映像を見た後は、選手同士でリスペクトについて話し合い、話し合った内容を発表するなど充実した時間を過ごしていました。
選手コメント
小野田果歩選手(静岡西部支部選抜)
レベルの高いチームと戦って相手のチームからいろいろと学ぶことができ、自分もチームの仲間も1日で成長することができたと思います。キャプテンとして試合中に次どうすれば良くなるか、仲間が良いプレーをしたら「ナイス」などもっと声を出し、試合以外のところでもしっかりまわりをみて、まわりの人の迷惑にならない行動ができるようにしっかりチームをまとめていきたいと思いました。このチームでサッカーをやれるのはこの大会が最後だと思うので、あと1日悔いがないよう楽しくサッカーをしたいです。
夏目莉緒選手(愛知トレセンD)
今回はキヤノンガールズ・エイトの試合にGKとして出させてもらいました。全部で3試合あり、1試合目は最初の試合で緊張してたくさんミスをしてしまい負けてしまいました。でも、2試合目は緊張がほぐれてきて声を出すことができたし、あまりミスをしなかったので、チームの勝利に貢献することができました。3試合目はまわりがよく見えず、たくさんの失点をしてしまいました。結果は1勝2敗でしたが、このチームはとてもチームワークが良く、失敗しても「1点とりかえそう!」「大丈夫!」などとはげましの言葉をかけてくれて、前向きに取りくむことができました。仲間がはげましてくれるととてもうれしいし、サッカーをやっていて本当によかったと思いました。明日は今日のミスや失敗をバネにして、チームみんなで勝利をめざしてがんばろうと思いました。
篠田帆花選手(岐阜県女子トレセンA)
今日の試合で感じたことは、自分と相手の実力の差です。自分としては、相手にボールを奪われることが多かったです。ドリブルで相手を抜こうとしても、相手の方が体の入れ方が上手くて、ボールをとられる回数が多かったので、上手い人を見て自分にも生かしていきたいです。チームとしてはパスが雑になったり、奪ったボールを簡単に失ってしまいました。パスの精度をもっとしっかりとして、パスを正確につなぎ、ゴールまで行けるようにしたいです。また、よかった所は、積極的にインターセプトや攻撃に関わることができたことです。今日の反省は直していき、よかった所は続けていきたいです。
中川冬萌選手(三重県女子トレセンU-12シルバー)
この東海ガールズ・エイト1日目、3試合を終えて得たものが大きくわけて2つあります。1つ目は、東海地域の選抜選手と対戦することで、自分の実力を試すこと、チームの集大成としての実力を試すことができました。私自身高いレベルでプレーすることで、通用することとしないことが改めてわかりました。通用しなかった事をどうすれば通用するようになるかというのを考える機会にもなりました。チームとしては1日目は1勝2敗と決して良くはなかったけれど、中学生に向けてON THEピッチでもOFF THEピッチでも考えて行動することの大切さを知りました。
2つ目は、OFF THEピッチでの交流です。同じホテルで東海のみんなで宿泊することで、廊下やミーティング会場で対戦したチームの選手とすれ違ったらあいさつしてくれたり、声をかけてくれたりしたのでとてもうれしかったです。ON THEピッチの面では勝負なのでお互い緊張感があるところもあったけれど、サッカー以外のところでサッカーを通して友達の輪が広がるのはとても大切なことだし、貴重な経験だと思います。このようなことを大切にしていきたいです。1日目だけでも得たものはたくさんありました。この2日間の体験を忘れずに中学でもがんばりたいです。
キヤノンガールズ・エイト第13回JFA東海ガールズ・エイト(U-12)サッカー大会
2016年2月20日(土)~21日(日)
磐田スポーツ交流の里 ゆめりあ競技場
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