JFAアカデミー堺は現在36名の選手が在籍し、将来の夢や目標に向かって、日々トレーニングに励んでいます。
平日、堺市立月州中学校の授業を終えて寮に戻ると、J-GREEN堺のグラウンドで約2時間のトレーニングを実施。その後、夜は寮内で学習や各プログラムに取り組みます。2学期に入り、早くも今年度折り返しの時期となりました。JFAアカデミー堺入校時、または年度初めに立てた決意や目標を振り返り、成果と課題を見つめました。
アカデミー生コメント
松崎花菜選手(中3:5期生/FCヴィトーリア)
私は、怪我をしないことと、受験に向けて特に英語と数学の勉強に力を入れることを目標に今年度取り組んできました。まず怪我については、トレーニング以外の時間を有効に使って、怪我の防止のためにできることを考えて取り組みました。練習の前には、ゴムチューブを使ってできる足首の捻挫予防を毎日必ず行い、トレーニングの後にはアイシングとストレッチを欠かさず行います。4月から今日まで、今のところ大きな怪我はしていません。今後も怪我を未然に防ぐために、怪我をしにくい身体作りや、トレーニング後のセルフケアをしっかり行っていこうと思います。勉強面では、受験に向けて学習を続けていますが、最近の学力テストで英語の点数があまり良くなく、細かな空き時間を有効に使ってもっと点数を上げていかなければいけないと感じています。時間を大切にして一つ一つのことに集中して努力を続けていきたいです。
松永一紗選手(中2:6期生/FCヴィトーリア)
私は今年度、サッカー面ではシュートを打つ意識を持つことを目標にしてきました。積極的にシュートを打つことを意識することで、以前に比べてその回数は増えてきたと思います。しかし、決定力が足りません。3年生になるまでに、キックの精度をもっと上げて、試合に勝てる決定力をつけていきたいです。生活面では、食事をたくさん取ることを目標にしています。1年生の頃と比べると、たくさん食べられるようになってきました。サッカーをするためには、身体作りがとても大切なので、日常生活からサッカーのレベルアップにつながる行動を意識して過ごしていきます。
難波奏選手(中1:7期生/長岡京SCレディース)
私はJFAアカデミー堺に入校して、「もっともっと上手くなって、周りのみんなに良い影響を与えられる選手になる」という目標をもって、一日一日を過ごしてきました。私は入校してから今日まで、目標に向かって毎日の練習を精一杯取り組んできました。しかし、感謝の気持ちを伝えることや、その気持ちを行動に表すことがまだまだできていません。私の目標である「良い影響を与えられる選手」は、サッカーが上手いだけではなく、そういった気持ちをしっかりと伝えられる選手だと思います。私は、今サッカーができることに対して、両親にとても感謝しています。いつも私のことを応援してくれているし、週末の活動のときに会場まで送迎してくれたり、私が怪我をしたときにはとても心配をして支えてくれます。感謝の気持ちを言葉や行動に表して伝えることを心がけ、応援してくれている人が喜んでくれるプレーができるように、一生懸命練習します。