JFAアカデミーでは「常にどんな時でも(日本でも海外でも)ポジティブな態度で何事にも臨み、自信に満ち溢れた立ち居振る舞いのできる人間の育成」というフィロソフィーを掲げ、真のエリートを目指して日々活動しています。
JFAアカデミースタッフ通信では選手たちの日常の様子や、日々の活動を詳しくお伝えしています。
今回JFAアカデミー福島のレポートを担当するのは、中田康人コーチです。
女子U-15、U-18全国優勝
JFAアカデミー福島チーフコーチの中田康人です。今年から男女両方のチーフを担当しています。
7月21日(土)より28日(土)までJ-GREEN堺で開催されたJFA 第23回全日本U-15女子サッカー選手権大会で、アカデミー福島女子U-15が2年ぶり2度目の優勝を果たすことができました。連日の猛暑の中でも日頃のパフォーマンスを発揮し、予選リーグから徐々にリズムをつかみ栄冠を勝ち取りました。選手たちが昨年度の準優勝という悔しさをバネに、一年間、個人とともにチームの成長へ繋げられるよう、「チャレンジ」を合言葉に一致団結して取り組んだ結果だと思います。
7月27日(金)から8月2日(木)まで群馬県前橋フットボールセンターで行われた日本クラブユース女子サッカー大会(U-18)2018は、プレ大会として今年初めて開催され、JFAアカデミー福島も参加しました。群馬県も全国各地同様の猛暑で、厳しい暑さの中での大会でした。試合は全て午前中の早い時間帯に行われ、グループリーグ、ノックアウトステージを通じて全ての試合で勝利し優勝することができました。先にU-15の全国優勝が決まり、お姉さんであるU-18も妹たちに続けと良いパフォーマンスを発揮しました。大会後、静岡県裾野市長に優勝報告をすることもできました。
男女静岡国体選抜ミニ国体勝利、福井しあわせ元気国体に静岡県代表として出場予定
静岡県国体少年選抜に男子から3名(橋本悠雅、長田悠里、三戸舜介)、静岡県国体女子選抜に女子から6名(根津茉琴、小野遥香、武田あすみ、石田千尋、近澤澪菜)が選出されました。静岡県選抜は8月18日(土)に東海ミニ国体が開催され、男女ともに勝利を収めて9月末から始まる福井しあわせ元気国体への出場が決まりました。本大会には男子3名(三戸はU-16日本代表の活動があり辞退。竹内洲人が追加招集)、女子7名(上記6名に加え、遠藤純が追加招集)が参加します。静岡県躍進のためにも本大会で力を発揮してほしいと思います。
SBSカップ国際ユースサッカーin静岡
8月16日(木)より19日(日)まで開催されたSBS国際ユースサッカー in静岡には、アカデミー福島男子から2名(青木心、菊地健太)が静岡県U-18代表として選出され、U-18パラグアイ代表、U-18オーストラリア代表、U-18日本代表と対戦しました。ナショナルチームを相手に3戦とも引き分け(1PK勝ち、2PK負け)と健闘しました。
FIFA U-20女子ワールドカップフランス2018
FIFA U-20女子ワールドカップには、アカデミー福島から遠藤純が参加し、ワールドカップ優勝の偉業を達成しました。チーム最年少で参加し、準々決勝、準決勝では得点も挙げ、勝利に貢献することができました。また、卒校生であるGKスタンボー華、DF高平美憂も活躍しました。
このほか、男女エリートU13/14や年代別代表チームでもアカデミー生が活躍しています。またアジア大会では、卒校生が代表チームの一員として日本の勝利を目指して闘いました。今後も静岡で、日本で、そして世界で活躍できる選手の育成に努めていきたいと思います。