富山県南砺市にあるチーム「なんとガールズ」が主催する「JFAなでしこひろば by なんとガールズ」が、8月20日(月)に南砺市立福野小学校グラウンドで開催されました。4回目の開催となる今回、これまでで最多の11名の女の子が集まりました。
今回はボールフィーリングをテーマに、手や足でボールを投げたり、転がしたり、回したりするところからスタートしました。あっちにころころ、こっちにころころと最初はうまくいかなかった女の子たちも、悪戦苦闘しながらやっているうちに少しずつコントロールできるようになっていく様子が見られました。
シュート練習では1点でも多くゴールを決めようとシュートしますが、右へ左へと思ったところには飛んでいきません。しかし、ちょっとしたコツをつかむと力強いシュートがゴールに突き刺さりガッツポーズや笑顔がこぼれました。最後のミニゲームも真剣にボールを追いかけ、ときには激しくボールを奪い合う場面もあって白熱したゲームとなり、ゴールが決まったときはみんなで喜び合っていました。最初の緊張が嘘のように、最後はみんなが打ち解けて笑顔が多く見られた時間となりました。
主催者コメント
水田裕人監督
なんとガールズは富山県南砺市で活動しているガールズサッカーチームです。南砺市を含む砺波地区の女子サッカーをもっともっと盛り上げていきたいと思い、父母会のご協力を得て「JFAなでしこひろば」を開催する運びとなりました。サッカーをする場所がない、いきなりチームに入る勇気はない、男の子と一緒にするのは少し怖いなど、そう思っている女の子たちが安心してサッカーができる環境を作ることを目指しています。一人でも多くの女性にサッカーの楽しさを知ってもらい、サッカーが女性にとっても身近なスポーツとなるよう頑張っていこうと思います。
参加者コメント
草美羽さん(小学4年生)
いつもは男子とフットサルをしているのですが、今回JFAなでしこひろばに参加して久しぶりに女子だけでプレーをしてみて、女子だけでのサッカーはボールに当たっても痛くないし、女子と仲良くプレーができて楽しかったです。ドリブルやパスもできてシュートも決めることができて嬉しかったです。また参加してみたいです。
JFAなでしこひろば
女の子から、お姉さんやお母さん、おばあちゃんまですべての女性がサッカーをもっと気軽に楽しんでいただける場所です。日本サッカー協会が認定した各地域の団体や施設の皆様によって運営されています。