U-17日本女子代表 国際親善試合 vs U-17ウルグアイ女子代表
2018年8月15日(水) キックオフ時間 16:45(現地時間) 試合時間 90分(45分ハーフ)
Estadio Domingo Burgueno Miguel(ウルグアイ/マルドナド)
U-17日本女子代表 1-2(前半0-1、後半1-1)U-17ウルグアイ女子代表
得点
25分 失点(U-17ウルグアイ女子代表)
47分 失点(U-17ウルグアイ女子代表)
87分 瀧澤千聖(U-17日本女子代表)
スターティングメンバー
GK:福田史織
DF:善積わらい、長江伊吹、大熊環、伊藤彩羅
MF:山本柚月、松田紫野、中尾萌々、大澤春花
FW:神谷千菜、田中智子
サブメンバー
GK:大場朱羽
DF:後藤若葉、富岡千宙
MF:瀧澤千聖
FW:水野蕗奈
交代
37分 中尾萌々→ 富岡千宙
HT 大澤春花→ 後藤若葉
78分 山本柚月→ 瀧澤千聖
78分 田中智子→ 水野蕗奈
マッチレポート
FIFAU-17女子ワールドカップウルグアイ2018でドローの結果、日本はグループBに入り、今日はそのグループリーグ3試合全てを行う、「Estadio Domingo Burgueno Miguel」にて試合を行いました。
前半立ち上がり、なかなかいつもの自分たちの流れを掴むことができず、シュートチャンスを作るも得点に結びつきません。攻め続ける日本ですが、25分相手にPKを与えてしまい失点。0-1となります。
追いつきたい日本は、32分、相手自陣の中央でボールを保持した伊藤彩羅選手が左サイドの田中智子選手へパス、山本柚月選手へとつなぎ、クロスパスを受けて神谷千菜選手が合わせるも、ポストに嫌われてしまいゴールとなりません。その後も攻撃を続ける日本ですが、前半は0-1で終えます。
後半は1名選手交代をおこない、キックオフ。
開始2分の47分、相手にボールを奪われ、左サイドからシュートを決められ失点。0-2となります。得点が欲しい日本は58分、コーナーキックからこぼれたボールを大熊環選手が中央からペナルティエリア内の神谷選手へパス、シュートするも枠をとらえきれず、ゴールとなりません。
その後もポジションの変更等を行いながら攻め続ける日本ですが、なかなか得点を奪うことができません。しかし試合終了間際の87分、大熊選手が中央の位置から左サイドの水野蕗奈選手へとパスをつなぎ、水野選手からのクロスパスを瀧澤選手がゴール、1-2に返します。その後も得点を奪いにいきましたがタイムアップ、1-2で試合を終えました。
試合終了後は、会場のVIPルームでFIFAU-17女子ワールドカップウルグアイ2018プロモーションイベントに参加し、U-17ウルグアイ女子代表と交流しました。
この遠征の活動は11月の本大会へ向けたシミュレーション遠征で、移動時間や試合会場等実際に使用する会場を利用することができ、実りの多いキャンプとなりました。U-17ウルグアイ女子代表との2試合を終え本活動は終了しチームは明日帰国の途につきます。
監督・選手コメント
楠瀬直木監督
立ち上がりから相手の迫力に飲まれてしまい、初戦で見せた人とボールが良く動き、狙いのある攻撃が影を潜めてしまいました。初戦より更にプレスの強度を上げて来たウルグアイに自分達のサッカーが出来ないまま、PKとミス絡みで2失点してしまいました。後半、流動的になり、チャンスを作りましたが1点を返すだけとなってしまいました。個々の課題、ピッチやスタジアムの感覚などシミュレーションキャンプとして多くの収穫がありました。世界基準の激しいプレスとこの悔しさを忘れずに3ヶ月後のワールドカップに向け準備して行きたいと思います。
GK #18 福田史織選手(浦和レッズレディースユース)
1戦目を終えて背後のケアとクロスの対応を意識して試合に入りました。クロスは出れるのに出れなかったり、こぼしてしまう時があり、はっきりしたプレーができなかったのでキャッチか弾くかなどの判断を早く出来るようにしていきたいです。チームとしては前半も後半も先に点を取られてしまい、特に後半は早い時間での失点だったので、最初と最後は簡単なプレーを心がけていきたいです。
DF #15 善積わらい選手(セレッソ大阪堺レディース)
試合前日に1戦目の試合をチーム全員で振り返り、その中で出たサポートの質、チャレンジ&カバー、パスの質などの反省点を意識して試合にのぞみました。しかし、ウルグアイの気迫に負け、イージーミスが多くなかなか日本のペースで試合を進めていくことができませんでした。個人として、守備ではうまくいった部分が多くありましたが、攻撃のところで関わりが少ないことがあったのでもっと積極的に攻撃に参加して行けるようにしたいです。今回の遠征での2試合で自分たちのつめのあまさや、メンタルの弱さに気付かされたのでこの悔しさをバネにワールドカップまでの残りの時間を大切にしていきたいです。
MF #6 松田紫野選手(日テレ・メニーナ)
今日は2回目のウルグアイ代表と試合をしました。前回出た課題であるサポートの質を上げることを意識して試合に臨みました。前半なかなか自分たちのペースで試合を進めることが出来ず、相手のスピードに圧倒されてしまいましたが、後半の途中からはボールを持つ時間が長くなり、チャンスを何度か作ることができました。ただ、この2試合で感じたことは肝心なところでのパスミスやトラップミスなどが原因でチャンスを多く失ってしまったことです。ワールドカップまで3ヶ月しかないので、精度を高めていき、勝てるように個々が高い意識を持って日々の練習に励みたいです。
MF #7 瀧澤千聖選手(十文字高校)
前回の試合後に選手で行ったミーティングの内容を意識して試合に臨みました。しかし試合の入りが悪く、動き出しが少なかったりボールを動かすことができない時間が多く、失点してしまいました。私は後半途中から出場しました。一点取ることはできましたが、勝利に繋げることができず悔しいです。ワールドカップで勝つためには、少ないチャンスでも結果を残す必要があります。そのためにはもっと自分を追い込み、成長しなければいけないと感じました。選手全員が、日の丸を背負う責任をもっと感じて覚悟を持ってプレーをしなければいけません。一人ひとりがチームでの役割を見つけて、チームのために勝利のために行動できれば良いと思います。今回の試合の悔しさをワールドカップに繋げられるように、自チームで成長していきたいです。
スケジュール
8月10日(金) | PM | トレーニング |
---|---|---|
8月11日(土) | AM/PM | トレーニング |
8月12日(日) | AM/PM | トレーニング |
8月13日(月) | 1-0 | vs U-17ウルグアイ女子代表戦(Estadio Profesor Alberto Suppici) |
8月14日(火) | AM/PM | トレーニング |
8月15日(水) | 1-2 | vs U-17ウルグアイ女子代表戦(Estadio Domingo Burgueño Miguel) |
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
※時間はすべて現地時間です。
国際親善試合~ウルグアイ遠征~
日程:2018年8月9日(木)~2018年8月15日(水)
会場:Estadio Profesor Alberto Suppici、Estadio Domingo Burgueño Miguel(ウルグアイ)
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