U-20日本女子代表は8月6日(月)、FIFA U-20女子ワールドカップフランス2018の初戦でU-20アメリカ女子代表と対戦し、1-0で勝利しました。
開始早々から積極的な攻撃でシュートを放つアメリカに対し、日本はGKのスタンボー華選手を中心に守備陣が奮闘し、ゴールを守ります。日本も攻撃のチャンスを伺い、30分にはFW宝田沙織選手のヘディングがクロスバーを叩き、こぼれたボールに詰め寄りますが、ゴールには至りませんでした。両者譲らず、0-0で前半を終えます。
池田太監督が「前半は硬さが見られたので、これがワールドカップだという話をし、仲間を助けるプレーを続けることを伝えた」という日本は、後半に入り連動したパスワークで相手ゴールに迫る場面が徐々に見られるようになります。試合を決定づけたのは76分、ハーフウェーライン近くでボールを奪ったMF林穂之香選手が左足を一閃。ボールは弧を描き、そのままゴールに吸い込まれて日本が先制しました。追いつきたいアメリカは攻勢を強め、試合終了間際にはコーナーキックから日本のゴールを脅かしますが、DF牛島理子選手が体を張った守備でゴールラインを割らせません。その後も得点を許すこと無く、1-0で試合は終了。U-20日本女子代表は、FIFA U-20女子ワールドカップフランス2018の初戦を勝利で飾りました。
なお、この試合のプレーヤーオブマッチには、キャプテンの南萌華選手が選出されました。
U-20日本女子代表の次戦は現地時間8日(水)16:30、U-20スペイン女子代表と対戦します。
監督・選手コメント
池田太 監督
アメリカのスピードを抑えるために、個人ではなくチームで助け合って、グループでの守備を考えてトライしました。前半は硬さが見られたので、ハーフタイムにこれがワールドカップだという話をし、仲間を助けるプレーを続けることを伝えました。良い準備をし、全員でのハードワークができたことが勝利の要因だと思います。
DF #4 南萌華選手(浦和レッズレディース)
厳しい試合で勝利できたことはみんなの力があってのこと。強豪のアメリカ相手に勝つことができたのは大きな一歩です。厳しい時間帯があるのはわかっていたので、失点しないようにということを一番にプレーしました。しっかり切り替えてスペイン戦に臨みたいと思います。
MF #7林穂之香選手(セレッソ大阪堺レディース)
(決勝点は)ゴールが見えていたので、キーパーも出ていましたし、思い切って打ってよかったです。まずは1対1で負けないことと、日本の良さであるチャレンジアンドカバーとハードワークを体現しようと思って試合に臨みました。このいい流れを持って次のスペイン戦も勝ちたいと思います。
スケジュール
FIFA U-20女子ワールドカップフランス2018 | ||
---|---|---|
8月5日(日) | AM/PM | トレーニング |
PM | 公式記者会見 | |
8月6日(月) | 1-0 | グループリーグ第1戦 vs U-20アメリカ女子代表 (@Stade Guy-Piriou) |
8月7日(火)~8日(水) | AM/PM | トレーニング |
8月9日(木) | 16:30 (23:30) | グループリーグ第2戦 vs U-20スペイン女子代表 (@Stade Guy-Piriou) |
8月10日(金)~12日(日) | AM/PM | トレーニング |
8月13日(月) | 13:30 (20:30) | グループリーグ第3戦 vs U-20パラグアイ女子代表 (@Stade de la Rabine) |
8月14日(火)~15日(水) | AM/PM | トレーニング |
8月16日(木) | 16:00 | (グループリーグ1位通過の場合) 準々決勝(@Stade Guy-Piriou) |
8月17日(金) | 19:30 | (グループリーグ2位通過の場合) 準々決勝(@Stade de la Rabine) |
8月18日(土)~19日(日) | AM/PM | トレーニング |
8月20日(月) | 16:00/19:30 | 準決勝(@Stade de la Rabine) |
8月21日(火)~23日(木) | AM/PM | トレーニング |
8月24日(金) | 16:00/19:30 | 3位決定戦/決勝(@Stade de la Rabine) |
※時間はすべて現地時間。()内は日本時間。
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
FIFA U-20女子ワールドカップフランス2018
大会期間:2018/8/5(日)~2018/8/24(土)
フジテレビNEXTで日本戦全試合を生中継予定
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