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なでしこジャパン、オリンピック最終予選へ新たなスタート ~日本女子代表候補トレーニングキャンプ@石垣~

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大阪で開催される女子サッカー アジア最終予選(リオデジャネイロオリンピック2016)に向け、日本女子代表候補のトレーニングキャンプが18日(月)、沖縄の石垣島で始まりました。

東日本の大雪の影響で選手たちの到着が少し遅れ、会場が変更になりましたが、室内でシャトルランやボールを使った軽めのメニュー、サッカーバレーなどを実施。明るい雰囲気のなかで1時間強、汗を流しました。「それぞれがそれぞれの役割を持って、いい雰囲気でスタートできた」と宮間あや選手。佐々木則夫監督も「予選でいいスタートを切るためのスタートが今日。コンディションを上げつつ、課題の改善、また意識合わせをしっかりしていきたい」とキャンプの狙いを語っていました。6チームによる総当り方式で5試合を一気に戦うアジア最終予選。日本の初戦・対オーストラリア戦(2月29日、キンチョウスタジアム)まで、残された時間は多くありません。

昨年のFIFA女子ワールドカップ初戦で負傷し、大会途中でチームを離脱したFW安藤梢選手にとっては、約7ヶ月ぶりの代表活動となりました。「いろんな人の支えでリハビリを乗り越えることができた。ひとつになって戦うのが、なでしこジャパンの強み。アジアの2枠は厳しい戦いだけれど、一日も無駄にせずに質を上げていきたい」と前を見据えていました。

1月の平均気温が17度前後と暖かい気候の石垣。トレーニングキャンプを石垣市で実施することを受け、前日の17日には市内の女子小中高生57名を対象に、佐々木監督によるサッカー教室を開催しました。石垣市、八重山サッカー協会のご協力のもと、素晴らしい環境のなかで、これから8日間、トレーニングを積んでいきます。

選手コメント

MF 宮間あや選手(岡山湯郷Belle)
ここに来てすることはただ一つ、チームのために戦い、日本のために戦うことです。みんながその意識を持って集まっていると思います。目指す権利が私たちにはあると思うので、オリンピックの切符をとるために、オリンピックの金メダルをもう一度取りにいくために、必要なことをやりきらなければいけません。ただ強いだけ、ただいいチームというだけではなく、チーム力がなければ優勝できないことを実感しています。チームで話をしながら、そしてみんなでバランスを取りながら進めていきたいと思います。

DF 乗松瑠華選手(浦和レッズレディース)
レッズでは点に絡めるように、と思ってプレーしています。緊張しすぎずに自信を持って、どんどん攻撃参加をして良さを出したいと思います。守備の面では、絶対条件として1対1で負けないことを意識したいです。チームのサッカーに自分のプレーをフィットさせられるように、頑張っていきたいです。

スケジュール

1月18日(月)PMトレーニング
1月19日(火)AM/PMトレーニング
1月20日(水)AM/PMトレーニング
1月21日(木)AM/PMトレーニング
1月22日(金)AM/PMトレーニング
1月23日(土)AM/PMトレーニング
1月24日(日)AM/PMトレーニング
1月25日(月)AM or PM (予定)トレーニング

※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。


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