4月18日(水)、JFAアカデミー堺の選手たちは、大阪府のJ-GREEN堺にて今年度第1回目の栄養セミナーを受講しました。
この栄養セミナーは、JFAアカデミー堺の食事献立を担当している栄養士の先生と、栄養について学んでいる大学生を講師として迎え、アスリートとして必要な栄養についての知識を学ぶことを目的に、年間5回程度実施しています。
今回のセミナーでは、3学年一斉に、栄養についての基礎知識の理解度チェックが行われました。その後、5大栄養素とそのはたらきについて学習し、講師からの問いに積極的に挙手して答える姿が見られました。
セミナーを通して、食事や栄養摂取の意味を理解し、アスリートとして必要な食物を自分で選ぶことのできる力を身につけていきます。
アカデミー生コメント
香山京子選手(中3:5期生/FC TERRA)
私は今回の栄養セミナーで、スポーツ選手にとっての食事の役割について学ぶことが出来ました。食事は「体調とコンディションを整える」、「体をつくる材料になる」、「体を動かすためのエネルギー源である」という役割があることを勉強しました。JFAアカデミー堺での食事は、いつも栄養士さんが栄養バランスを考えて決めてくれています。学校から帰ってから練習までの間には、エネルギー源として補食も用意されています。私は、成長のために考えてくれているメニューだとわかっていても、苦手な食べ物がある日には、なかなか食事が進まない時があります。しかし、今回のセミナーで改めて、五大栄養素どれか一つでも欠けてはいけないと学んだので、出された食事はしっかり食べていきたいです。
林美希選手(中2:6期生/FCヴィトーリア)
栄養セミナーで、五大栄養素と食事の役割について勉強しました。五大栄養素は、その名前だけではなく、ひとつひとつの役割をしっかり説明してもらいました。「炭水化物」「タンパク質」「脂質」「ミネラル」「ビタミン」すべて、バランスよく摂取しなければいけません。一つでも欠けると体にとって良くないと知ったので、自分の普段食べている食事を思い返してみました。運動をしている私たちは特に、食事がプレーに関わってくると思います。良いプレーをするために、栄養素を意識して食事をしようと思いました。
柳原さくら選手(中1:7期生/FC今治ひうちレディース)
私はJFAアカデミー堺に入校してはじめての栄養セミナーで、食事の役割を知ることと栄養についての知識を学ぶことはアスリートとして、またサッカー選手として必要なことだと思いました。寮にいるときは、栄養バランスの考えられた食事が準備されていますが、自分自身で考えられる力をつけることが大切だと思います。サッカーをする前、練習や試合の後、普段の朝昼夜の食事は、その時々に必要で適切なものを食べることが必要です。私は、自分の夢に近づくためにこうしたオフザピッチでの取り組みも大切にして、今後の栄養セミナーも意欲的に取り組んでいきたいです。