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なでしこジャパン アジア連覇へ4発快勝で白星発進~AFC女子アジアカップヨルダン 2018~ #jfa #daihyo #nadeshiko #なでしこ

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4月6日(土)、いよいよAFC女子アジアカップヨルダン2018が開幕しました。上位5チームには来年のFIFA女子ワールドカップフランス2019の出場権が与えられます。そして何より、日本にとっては2連覇のかかる大会です。緊張感みなぎる初戦はベトナム女子代表との戦いとなりました。

いきなり試合を動かしたのは横山久美選手でした。開始3分、阪口夢穂選手からのロングボールを受けた岩渕真奈選手が増矢理花選手へとつなぎ、最後は横山選手が右足を振り抜いてゴール。この先制点を皮切りに、日本の攻撃は勢いを増していきます。

前線で縦横無尽に仕掛けるのは岩渕選手、隙あらば相手DFの裏を狙い、得意のドリブルで敵陣に食い込みます。17分、右サイドから岩渕選手がゴール前へ折り返したところを、中島依美選手がピタリと合わせて2点目。さらなる追加点を狙う日本は、優位に展開していきますが、前半は2-0で折り返します。

後半も攻め手を緩めない日本。57分にはCKのチャンスを得ます。一度はクリアされるも猶本光選手がシュート性のパスを中へ送り込むと、待ち構えていた岩渕選手が落ち着いてゴール。その後も好機を作り、シュートを繰り出しますが、粘り強く身体を寄せてくるベトナム守備陣にことごとくかき出されてしまいます。

後半も半ばを迎えた63分、高倉麻子監督は横山選手に代えて田中美南選手をピッチに送り出します。その直後、岩渕選手がゴール前に送ったボールに合わせたのは後方からこの攻撃をビルドアップしてきた鮫島彩選手。相手GKが懸命にはじきますが、そこにしっかりとつめていた田中選手が決めて日本に4点目が入ります。

しかしここからしばらくは膠着状態が続きます。この状態を打破すべく、高倉監督は菅澤優衣香選手、川澄奈穂美選手をピッチに送り出します。幾度となく好機は作りますが、決定的なラストパスが通りません。CKを得るたびに「ここで決めよう!」と選手たちも声を掛け合います。なんとかもう1ゴールを――と、選手たちも必死にボールをつなぎますが、ここで終了のホイッスル。

守ってはCBの熊谷紗季選手、市瀬菜々選手がカウンター攻撃にしっかりと対応。終始優位な展開に持ち込んだ日本が4-0で完封勝利をおさめ、白星スタートを切りました。グループBもう1試合のオーストラリア対韓国はスコアレスドローとなり、暫定的に日本は首位に発ちました。

試合詳細はこちら

続く第2戦は10日(火)に韓国女子代表と対戦します。

監督・選手コメント

高倉麻子監督
今日は初戦ということで難しい試合になると選手とも話していましたし、そういった面は十分理解して試合に入りました。早い時間に先制点が入って、自分たちの形で進めることができたのはよかったと思います。ベトナムがファイトしてきて、私たちの目指すプレーの切れ味という点では課題が残りました。しかし、この試合に勝てたということがすべてで、次の韓国戦に向かって、しっかりと準備をしていきたいと思います。

DF #4 熊谷紗季選手(オリンピック・リヨン)
引いて守る相手に対して点が取れたということはよかったと思います。単純なミスだったり、自分たちがパスを出して終わってしまったり、もう一つ動きが足りませんでした。次の試合で、なんとしても勝ち点3を取れるように、自分たちのやれることをやれば負ける相手ではないと思います。とにかく勝ち点3を取って次につなげたいです。

DF #5 市瀬菜々選手(マイナビベガルタ仙台レディース)
相手のクサビの選手に対してもっと強く当たりに行くとか、今日の試合で出た反省を個人としても韓国戦で改善できればいいかなと思います。1対1で負けないことや、シュートブロックでも身体を張っていきたいと思います。たとえ相手の選手の方が上背があったとしても、より速く動くことでインターセプトを狙っていきたいです。

MF #12 猶本光選手(浦和レッズレディース)
取り切れないといけない球際もありましたし、ゴール前の精度など、求めていかないといけないことも多いと感じました。ベトナムも国を背負って戦ってくるので、厳しいゲームになるというのはわかっていました。球際は相手もしっかり来ると思っていたのですが、それでも取り切らないといけなかったと思います。チャンスもあったので、もっとゴールを決められたとは思いますが、今日は勝つことが重要なので、それはよかったと思います。

FW #20 横山久美選手(1.FFCフランクフルト)
(先制点の)あのコースは狙っていました。ファーストシュートでゴールを決めることができたので、それはよかったと思います。そのあと少し流れに乗れませんでしたが、もう一点欲しいところでした。後半の立ち上がりも攻撃は出来ていたので、決めきるところは決めきらないといけないと思います。

スケジュール

AFC女子アジアカップヨルダン2018
4月6日(金)TBCトレーニング
4月7日(土)4-0グループステージ第1戦 vs ベトナム女子代表
(King Abdullah Ⅱ Stadium)
4月8日(日)TBCトレーニング
4月9日(月)TBCトレーニング
4月10日(火)16:45グループステージ第2戦 vs 韓国女子代表
(Amman International Stadium)
4月11日(水)TBCトレーニング
4月12日(木)TBCトレーニング
4月13日(金)16:45グループステージ第3戦 vs オーストラリア女子代表
(Amman International Stadium)
4月14日(土)TBCトレーニング
4月15日(日)TBCトレーニング
4月16日(月)TBCトレーニング
4月17日(火)TBC準決勝(King Abdullah Ⅱ Stadium)
4月18日(水)TBCトレーニング
4月19日(木)TBCトレーニング
4月20日(金)20:00決勝(Amman International Stadium)

※時間はすべて現地時間。
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

AFC女子アジアカップヨルダン2018

大会期間:2018年4月6日(金)~4月20日(金)

グループステージ第2戦
2018年4月10日(火) 22:45キックオフ[日本時間]
なでしこジャパン vs 韓国女子代表
[TV放送]4/10(火) 22:40~テレビ朝日系列

大会情報はこちら


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