FC網走meninaが主催する「JFAなでしこひろば at FC網走menina」が2月17日(土)、北海道網走市にて実施されました。FC網走meninaでは2017年5月よりオホーツクの女子サッカー普及を目的になでしこひろばを開始し、毎月定期開催しています。
今回は網走地区サッカー協会女子委員会の告知協力もあり、雪模様の天候にも関わらず遠方からも多数参加いただき、なかには移動に2時間30分かかる滝上町からご参加いただいた方もいらっしゃいました。
会場となった網走市総合体育館にはオホーツク管内より35名の小中学生の女子選手が集まり、外部講師のエスポラーダ北海道のコーチと3名の現役選手の指導のもと、フットサルで使えるテクニックを学びました。参加者は各少年団、チームに所属するサッカー経験者が多かったこともあり、ボールフィーリングやリフティングなどの基礎的なトレーニングの後は、小学校高学年以上の選手はDFを想定した上でのドリブルテクニックや、ゴール前での実践的な駆け引きも学びました。最後にはミニゲームも行い、現役選手3名もプレイヤーとして参加。トップ選手のテクニックやパワーを体感できる貴重な時間となりました。「もう終わり?!」という声が聞こえてくるほど、本当にあっという間の2時間となりました。
主催者コメント
大嶋浩 NPO法人あばしりスポーツクラブ理事長
なでしこひろば立ち上げ当初は手作りでポスター・チラシの作成し、近郊の教育委員会への学校配布の依頼するなど、浸透するまでに多少時間を要しましたが、スタッフ・ボランティアの熱い思いから現在では『なでしこひろば』の名称も広く認知されつつあります。集まった選手の真剣な姿を見て、主催者側としても身の引き締まる思いがあります。ほかには毎月1回キッズサッカー教室を開催してキッズ年代の普及活動にも努めています。各チームの女子選手数の増加が著しい中、オホーツク管内唯一の女子小中学生サッカーチームとしての強みを活かし、今後も地域の女子サッカー普及に貢献していきたいと思っています。
参加者コメント
鈴木一華さん
私が今回学んだ事で一番心に残ったことはカットインのタイミングを指定するシュート練習です。待っている間に他の人を観察していると試合の景色がうかびました。この練習をすることで、試合で相手が前に立っていても焦らずにDFを抜けるようになるなと思いました。教えてくださったエスポラーダのコーチにとても感謝しています。この貴重な体験を試合で活かして頑張りたいです。
JFAなでしこひろば
女の子から、お姉さんやお母さん、おばあちゃんまですべての女性がサッカーをもっと気軽に楽しんでいただける場所です。日本サッカー協会が認定した各地域の団体や施設の皆様によって運営されています。