JFAアカデミーは学校のカリキュラムとは別に、寮生活の中で「JFAプログラム」と題したさまざまな取り組みを行い、社会をリードする人材育成を目指しています。JFAアカデミー今治では、1月10日(水)と11日(木)の2日間で、今年度最後となる「ライフスキルプログラム」を実施しました。自分自身を知ることや仲間を知ることを狙いに、一年間を通してさまざまな角度から積極的に取り組んできたものです。
今回は、3学年全員で、今年頑張ったことや来年頑張りたいことなどを書いて木の枝のように伸ばすマインドマップを作成しました。最後に学年ごとにマインドマップのプレゼンを行い、プログラムを締めくくりました。「仲間の中で自身がどうあるべきなのか?」を全員が考え、充実したプログラムのなかで選手たちも多くのことを学びました。
アカデミー生コメント
岡本希選手(MOMOKO F.C 中3:1期生)
私たち1期生はマインドマップから一人ひとつずつ言葉を選び、その言葉を選んだ理由とエピソードを話しました。今までで一番のマインドマップを作り上げることができましたし、どの言葉や絵にも意味とエピソードがあり、1期生の成長を表現できたと思います。2期生、3期生にも、さらに素晴らしいマインドマップをぜひ作ってほしいです。その後、背中に貼ったお皿にメッセージを書くという「秘密のメッセージ」を行いました。スタッフを含めた37人から褒め言葉がもらえて嬉しく、継続して頑張ろうと感じる部分もあったり、自分の長所を発見することもできました。
丸尾日奈子選手(F.Cコーマレディースアザレア中2:2期生)
1期生にとっては最後のライフスキルプログラムになりました。今まで私達は1期生をお手本にしてきましたが、今回のマインドマップ作りでもアイディアを出してまとめたり、みんなの案を聞いてくれたりしてとても頼もしかったです。1期生のマインドマップもたくさんのアイディアが詰まった、迫力あるものでした。私達2期生は今後、最高学年としてこのアカデミーを引っ張っていきます。ライフスキルプログラムの活動でも1期生を超えることができるようにしていきます。
波多野蘭選手(FC今治ひうちレディース中1:3期生)
今回は今年最後のライフスキルプログラムでした。アカデミー生全員でマインドマップを作成したり、秘密のメッセージでお皿に一人ひとりのメッセージを書きました。マインドマップは、全員で協力して意見を出し合いながら完成させました。作業をしている最中にも多くの意見を聞くことができました。今年度の良かったところや課題を見つけることができ、もっとプレーで成長できるようにしたいと感じました。秘密のメッセージでは、相手の良い部分をたくさん発見し、自分のいいところを書いてもらって自信を持つことができました。来年度のライフスキルプログラムでも、今年以上のことを学んでいきます。