Quantcast
Channel: JFA.jp - 公益財団法人日本サッカー協会公式サイト
Viewing all articles
Browse latest Browse all 5133

早稲田大学が3連覇達成!第26回全日本大学女子サッカー選手権大会 #jfa #nadeshiko

$
0
0

1月14日(日)、第26回全日本大学女子サッカー選手権大会の決勝が味の素フィールド西が丘で行われ、大学女子サッカーの日本一のチームが決定しました。年をまたぐ熱戦の末、早稲田大学が3連覇を果たしました。

決勝マッチレポート

決勝は、神奈川大学対早稲田大学の組み合わせとなり、神奈川大学が2011年以来2度目の優勝を狙い、早稲田大学は史上2校目の3連覇を目指します。

立ち上がりから早稲田大学が高い位置でのプレーから積極的にシュートを打っていきます。早稲田大学は中村みづき選手、河野朱里選手を起点にスピードのある攻撃を仕掛け、神奈川大学はピンチがありながらも体を張ってゴールを守ります。前半20分、早稲田大学のフリーキックから松原有沙選手がクロスをあげ、反応した河野朱里選手がダイレクトで合わせます。それに反応した中村みづき選手が押し込み、早稲田大学が先制点を挙げました。神奈川大学もチャンスを作りますが、それを活かすことができず早稲田大学が優勢のまま前半を0-1で折り返します。

後半も早稲田大学はボールを奪うと素早く連動した攻撃で優位に立ちます。神奈川大学も粘り強さを見せ、田中萌選手、根本彩夏選手を中心に反撃しますが、早稲田大学は冷静なディフェンスで神奈川大学の後半のシュート数を2本に抑えます。残り5分、早稲田大学の猛攻に神奈川大学のゴールキーパー平木麻裕選手がファインセーブを繰り返し、追加点を許しません。後半終了間際、神奈川大学が最後のシュートを打つも、ゴールには至らず試合終了。早稲田大学が3年連続6度目の優勝を成し遂げました。大会MVPには、早稲田大学の中村みづき選手が選出されました。

神奈川大学(関東5/神奈川) 0-1(前半0-1、後半0-0) 早稲田大学(関東2/東京) 

試合詳細はこちら

3位決定戦マッチレポート

試合は東洋大学が積極的にゴールを狙う一方で、大阪体育大学が隙のない守備で対応する展開となりました。東洋大学はゴールキーパーも参加した後ろからの組み立てでパスを回してゴールに迫ります。攻撃に人数をかける東洋大学の裏をつき、大阪体育大学はカウンターのチャンスを狙います。両チームとも決定機を迎えますが、決めきれずに0-0で後半に突入。試合が動いたのは81分。東洋大学のコーナーキックから流れたボールを大阪体育大学の本田鮎美選手が懸命にキープし、今田怜那選手、鈴木千尋選手が中心となって全体を押し上げます。本田選手からパスを受けた鈴木選手がクロスを上げ、今田選手のシュートを相手キーパーが弾いたこぼれ球を本田選手が見逃さずに待望の先制点を奪います。その後東洋大学が猛攻を仕掛けるも、堅い守備を崩さず、大阪体育大学が勝利し、3位に輝きました。

大阪体育大学(関西1/大阪) 1-0(前半0-0、後半1-0) 東洋大学(関東3/群馬)

試合詳細はこちら

兵庫県で1回戦から準々決勝を行い、年をまたいで味の素フィールド西が丘で決勝を迎えた本大会。過去最高の4,060人を動員し、大盛況のうちに終了しました。

監督・選手コメント

福島廣樹監督(早稲田大)
決勝での神奈川大学との試合は2度目で前回は2-1と勝利しましたが、神奈川大学も非常に力をつけ、厳しい戦いになると予想していました。我々の良さを発揮するために両サイドからの突破を考え、結果的に功を奏して勝利でき、インカレ3連覇を達成しました。選手全員が一丸となって戦ってきた結果だと思います。なかなか3連覇を達成することはできないので、これが早稲田大学サッカー部の新たな1ページになることを嬉しく思います。

松原有沙選手(早稲田大)
まずこのチームでインカレを優勝出来たこと、大変嬉しく思います。立ち上がりからペースを掴むことができ、前半のうちに先制点を取れたこと、全員が守備の意識を高く持ち、厳しく球際にいくことができたことが勝利につながったと思います。また、このインカレ優勝という結果は試合に出ていたメンバーだけでなくチーム全員が勝ちたいという強い気持ちがあったからだと思います。そして、たくさんの方々に応援していただき、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

中村みづき選手(早稲田大)
今日のゲームは立ち上がりを意識して入りました。準決勝では、そこが課題だったので、うまく修正して入れたと思います。早い時間帯からいいペースでボールを回して、リズムを作ることができ、得点も前半のうちに決めることができました。神奈川大学は、個人技のある選手が多く、それを防ぐために守備面でハードワークすることをチームみんなができたと思います。失点も0で終えれたことは、今シーズンの集大成としてとてもいい結果であったと思います。最高の形でシーズンを終えれたことに感謝します。また、後輩たちの来シーズンの活躍に期待したいです。

浅利育選手(神奈川大)
前半から、なかなか自分たちのボールにすることができず、苦しい時間が続きました。最後まで、神奈川大学らしくサッカーを楽しんで、得点を狙ったのですが、相手の堅い守備は崩すことができませんでした。しかし、今日の試合は、神奈川大学女子サッカー部に関わる全ての人が優勝という目標に向かって戦った一戦でした。頼もしい4年生から得た多くのことを来年につなげ、また日本一という目標に向かっていきます。

当日の試合速報は全日本大学女子サッカー連盟公式Twitter(@_juwfa)で行います。
また、公式Facebook、公式 Instagram(@_juwfa)にて最新情報を配信しております。

第26回全日本大学女子サッカー選手権大会

開催期間:
2017年12月25日(月)~2018年1月14日(日)
会場:
【1回戦~準々決勝】
三木総合防災公園(兵庫県三木市)
【準決勝・3位決定戦・決勝】味の素フィールド西が丘(東京都北区)
大会情報はこちら


Viewing all articles
Browse latest Browse all 5133

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>