キヤノンガールズ・エイト 第15回JFA北信越ガールズ・エイト(U-12)サッカー大会が9月23日(土)、長野県木島平村のやまびこジュニアサッカー場で開幕しました。
大会1日目は、4チームずつ2ブロックに分かれ、1次ラウンドを行いました。各ブロックから2チームが翌日の上位リーグに進めることもあり、どの試合でも手に汗握る熱戦が繰り広げられ、厳しいプレッシャーを受ける中で非常に高いレベルのプレーも多くみられました。
試合終了後は、選手、指導者がパノラマランド木島平に集まり、大会協賛社のキヤノン株式会社、ホクト株式会社によるワークショップが開かれました。キヤノン株式会社からは、写真や映像を通した人と人のコミュニケーションの大切さについて、ホクト株式会社からは丈夫で強い体をつくるための食事の大切さについて教わることができました。
指導者コメント
山下敦子指導者(石川県トレセン)
今年4月から行ってきた活動の成果と課題が表れた試合内容でした。普段はトレーニングが中心で、ゲーム(試合)の機会があまりないので、1日3試合、3ピリオド制で、対戦相手も同学年の女子という貴重な場がありがたく感じ、子どもたちにも大切な経験の場となりました。2日目もチャレンジすることを忘れず、結果も求めていきたいと思います。
選手コメント
加賀谷心春選手(富山県選抜)
今日は、1試合目はなかなか難しいスタートとなりましたが、2試合目、3試合目はチーム内でコミュニケーションを取り、シュートもたくさん打つことができました。コミュニケーションが取れるようになると、チームもだんだん盛り上がるようになり、1試合目より2、3試合目の方が、「サッカーを楽しむ」ことができました。明日は上位リーグなので、今日の2、3試合目のように、サッカーを楽しんで、悔いなく終わりたいと思います。
竹野千花選手(福井県選抜)
普段あまり他のチームとはプレーしないので、今日の試合ではいろいろな経験ができたと思います。それと、チームとしてみんなと団結して、チームワークを持ってプレーができたので良かったです。
田中聖愛選手(新潟県A)
今日の良かったところは、ドリブルで相手選手たちの間を抜けられたところです。最初はできなかったけれど、段々とできるようになりました。特に3試合目はうまくドリブルできました。しかし、その後のシュートがうまくできず、いつもボールの真ん中に入り込んでしまうので、シュートに行く際に右に持ち替えてからシュートを打つことと、シュートを打つ時の最後の一歩を大きくすることを意識してやっていきたいです。
玉井愛菜選手(長野県ピンク)
ゴールキーパーとして、最初は強いシュートを止められませんでしたが、しっかり修正して、徐々に強いシュートも止められるようになったことが嬉しかったです。また、ミスキックを何回もしてしまったけれども、いつも戦っている相手とは違い、レベルの高い選手と対戦できたことは、とても楽しかったです。ボランチになったときは、少し下がり目になってしまうため、切り替えを早くすることが課題と感じました。うまくタイミングを取ることはできなかったけれど、シュートを打つことができたことは良かったです。ディフェンスもオフェンスも両方しっかりとでき、シュートチャンスも作れたけれど、ボールを奪った後に正確にパスできるようになりたいと思いました。今まで戦ったことのないチームと対戦できたことは楽しかったけれど、今日は大差で負けてしまいました。明日は自分のプレーの悪かった部分をしっかり直して、またがんばりたいです。
竹原智世選手(新潟県B)
今日の大会では、監督から言われていた「1対1には負けないこと、2対2も負けないこと、遠いところにいる人も何ができるかを考えてプレーすること」をチームみんなが意識してプレーし、全員攻撃や全員守備ができていると感じました。1試合1試合みんな成長していたので、明日も今日のようにしっかりできるように、チームみんなで頑張っていきたいです。
中島咲友菜選手(長野県ホワイト)
1人1人が十分に練習の成果を発揮できました。今日は積極的にシュートを打つことができたけれど、キーパーの真正面に行ってしまったので、明日の上位リーグでは決められるところでしっかりと決めたいと思います。目標は優勝です。
山本真優選手(長野県グレー)
1試合目は寄せが甘かった場面が多かったですが、徐々にしっかりできるようになってきました。2日目はもっと寄せを早くし、声もしっかりと出していきたいです。
キヤノンガールズ・エイト第15回JFA地域ガールズ・エイト(U-12)サッカー大会北信越
2017/9/23(土) ~ 2017/9/24(日)
木島平やまびこジュニアサッカー場(天然芝)