U-16日本女子代表候補　日ノ本学園高等学校とトレーニングマッチを行う #jfa #nadeshiko #daihyo

トレーニングマッチ vs 日ノ本学園高等学校
2017年8月14日(月)　キックオフ時間 15:50　試合時間 40分×3本
御前崎ネクスタフィールド（静岡県）

U-16日本女子代表候補　2-1（1本目0-0、2本目2-1、3本目0-0）日ノ本学園高等学校

得点
48分　瀧澤千聖（U-16日本女子代表候補）
72分　中江萌（U-16日本女子代表候補）
73分　失点（日ノ本学園高等学校）

1本目
GK：大場朱羽
DF：伊藤彩羅、松田紫野、渋谷巴菜、善積わらい
MF：瀧澤千聖、木下桃香、中尾萌々、加藤もも
FW：大澤春花、田中智子

2本目
GK：山下莉奈
DF：富岡千宙、長江伊吹、渋谷巴菜、善積わらい
MF：伊藤彩羅、中尾萌々、松田紫野、木下桃香、加藤もも
FW：瀧澤千聖

3本目
GK：福田史織
DF：富岡千宙、小野遥香、後藤若葉、新井美夕
MF：岩﨑心南、野嶋彩未、瀧澤千聖、渡邊凜
FW：大澤春花、百濃実結香

交代
38分　田中智子→ 富岡千宙
41分　大場朱羽→ 福田史織
41分　大澤春花→ 長江伊吹
59分　瀧澤千聖→ 中江萌
59分　加藤もも→ 山本柚月
66分　渋谷巴菜→ 後藤若葉
69分　善積わらい→ 新井美夕
105分　岩﨑心南→ 大澤春花

マッチレポート

8月14日(月)、今キャンプの練習試合3試合目は、日ノ本学園高等学校と行いました。

相手ボールから15:50にキックオフ。1本目の開始1分、相手ボールを奪い左サイドの瀧澤千聖選手のパスを受けた田中智子選手がボールを運び、中央の中尾萌々選手がパスを受けドリブルシュートしますが、キーパーに阻まれます。19分、コーナーキックを得た日本、渋谷巴菜選手がダイレクトで合わせますが、ゴール左にそれ得点には至りません。選手たちのパスを要求し合う声が聞こえる中、30分、ハーフラインでボールを受けた木下桃香選手がドリブルで運びシュートを放つもキーパーに阻まれゴールにはならず、1本目は0-0で終えます。

2本目、48分、ハーフラインでボールを奪った伊藤彩羅選手のパスを受けた瀧澤選手がドリブルで運び、ペナルティエリア内で倒されPKを得ます。瀧澤選手がきめ、1-0とします。50分、ボールを奪った瀧澤選手からのパスを左サイドで受けた伊藤選手がゴール前までドリブルで運び、シュートしますがキーパーに阻まれます。得点を奪いに攻め続ける日本は、72分、自陣でボールを持った松田紫野選手が中尾選手へパス、左サイドの伊藤選手へ展開し、中央の中江萌選手がパスを受け落ち着いてミドシュートを決め、2-0とします。73分、ディフェンスの裏を取られ、左サイドからシュートを放たれ失点。2-1となり2本目を終えます。

3本目、88分、自陣でボールを奪った渡邊凜選手が右サイドの岩﨑心南選手へパス、駆け上がってきた渡邊選手がパスを受け、右サイドクロスパスを中央で中江選手がシュートを打つもゴールキーパーに阻まれます。107分には、右サイドを駆け上がった野嶋彩未選手がクロスパス、中央で大澤春花選手がヘッドするも惜しくもクロスバーを越えてしまいます。

116分、百濃実結香選手が自陣でボールを奪いドリブルでボールを運び、中央で受けた山本柚月選手が右サイドの渡邊選手へ展開、クロスボールのこぼれ球を大澤選手がシュートするも、クロスバーを越え得点とはなりません。攻め続ける日本でしたが、2-1でこの日の試合を終えました。

本日15日(火)もトレーニングマッチを行います。

監督・選手コメント

楠瀬直木監督
強化試合3戦目、攻守のバランスも少しづつ良くなり守備の取り所やラインコントロールにも統一感が見えてきました。しかしパスの精度が甘く失う場面も多い試合でした。生命線であるパスの精度を更に向上させ、強化して行きたいと思います。

GK 山下莉奈選手（セレッソ大阪堺ガールズ）
今日はインターハイで優勝した日ノ本学園高校と試合を行いました。2試合やってきた中でなかなか自分たちのサッカーが出来ず、その2試合と比べてもあまり大きな成長はなかったのですが、今日はチームがまとまり、ベンチからもピッチ上の人も全員で気持ちを入れて戦えたと思います。個人的には、攻撃に関わる回数が増え、前をよく見れるようになりました。しかし、シュートストップのところでまだまだ、たくさんの課題があるので、その課題を克服できるように日頃からトレーニングを行っていきたいと思います。チームとしても個人としても伸ばせる部分は伸ばして、選手同士厳しく言い合い、残りのトレーニング、試合に臨みたいです。

DF 松田紫野選手（日テレ・メニーナ）
これまでの2試合で出た、連動してボールを奪いきること、ボールを取った後できるだけ前にパスを出すことの課題、「主体性」を意識して日ノ本学園高校とトレーニングマッチに臨みました。少しずつ試合中に起こったミスを試合中に改善できるようになっていき、自分たちのペースで試合を運べたと思います。一方で得点を取った後の5分間の集中力が欠けて失点してしまうなどの課題もでました。それを次の試合までに克服できるように明日の練習からチーム全員でコミュニケーションをとって取り組んでいきたいです。

DF 富岡千宙選手（JFAアカデミー福島）
今日は日ノ本学園高等学校とトレーニングマッチを行いました。試合の立ち上がりは今まで取り組んできていた、相手をサイドに追い込みプレスをかけてボールを奪うことができる場面が多く、私達のペースにすることができました。しかし、相手から奪ったあとのパスの出処と質が悪く、相手が怖がるような攻撃をすることができませんでした。ボールを奪って相手の陣形が崩れているときが優位にボールを運べるチャンスなので、奪ったときに前からパスコースを探し、パスの質を高めてテンポよく前に運べるように、全員で攻撃に関わるようにしていきたいです。またゴールを奪う・ピンチを防ぐためには一人ひとりの闘争心をもっと表に出さないとできないと思うので、気持ちの面でも相手に勝るように、意識を変えていきたいです。

MF 野嶋彩未選手（藤枝順心高校）
午前中のトレーニングではビルドアップを行いました。その中で、ボールを受けるときに、相手に寄るばかりではなく、離れてスペースを作ってからボールを受けることで、受けた後に自分の周りのスペースが多くなることを実感しました。午後のトレーニングマッチでは、午前中に学んだことを意識してやりました。しかし、タイミングが合わずなかなか上手くいきませんでした。ダイレクトでボールを受けるのか、それとも2タッチ目にボールを受けるのか、ボールの状況に合わせてタイミングを変えていきたいです。残り3日間ですが、多くの人とコミュニケーションを取り、チームを盛り上げ、チームをより良くし、多くのものを吸収していきたいです。

スケジュール 

※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。