U-16バングラデシュ女子代表が6月18日(日)から24日(土)までの間、大阪府のJ-GREEN堺でトレーニングキャンプを行いました。
日本でのキャンプは、今年1月に同施設で行ったトレーニングキャンプに続いて2度目となります。今年9月にタイで行われるAFC U-16女子選手権2017に向けた強化を目的とし、滞在中は3試合のトレーニングマッチを行いました。
トレーニングマッチの結果は以下の通りです。
6月19日(月) vs 大阪偕星学園高等学校 ● 2-4 (1-1)
6月21日(水) vs アカデミー堺 ● 0-5 (0-1)
6月23日(金) vs 星翔高校 ○ 3-1 (1-0)
最終日の24日(土)には、大阪の道頓堀を観光する時間を設け、選手たちはピッチ上とは異なるリラックスした表情を見せていました。
コメント
ゴラム・ロバ二・チョトン監督
2度目の訪日となりましたが、前回と変わらず日本の高いホスピタリティに感銘を受けました。我々のために特別な料理を用意してくださり、ラマダン中のスタッフのために夜食を準備してくれました。ピッチの状態も良く、最高の環境でトレーニングやトレーニングマッチを経験できたことは、選手たちにとって大変有意義でした。日本の選手たちはプレーのスピードが速く、ボールコントロールの技術も高い。非常にレベルの高いサッカーをしていました。3試合のトレーニングマッチを通して選手は成長し、チームとして大きな収穫を得ることができました。このような機会を提供していただいたJ-GREEN堺、Dream Camp、そしてJFAの方々にとても感謝しています。
ポール・スモーリーコーチ
非常にレベルの高い施設、環境で、食事やサービスを提供してくれたJ-GREEN堺、またDream Campのスタッフの皆さんに感謝しています。バングラデシュにはこれほど質の高いサッカー専門施設は少なく、選手たちにとっても大変貴重な経験になりました。JFAアカデミー堺とのトレーニングマッチでは大量失点を許してしまいましたが、この試合を機に選手たちのパフォーマンスは大きく改善し、次戦の星翔高校との一戦では勝利を収めることができました。今回のキャンプの経験をしっかりと活かし、9月に開催されるAFC U-16女子選手権2017で最高のパフォーマンスを見せることができるように、これからも日々トレーニングを続けていくつもりです。
マシュラ・パルヴィン選手
前回訪れたときもJ-GREEN堺の施設の素晴らしさに驚きましたが、今回はバングラデシュ代表のためにチキンカレーを毎日用意してくださいました。そのおかげで、普段と変わらない食事を取ることができました。施設の方々に感謝の気持ちを伝えたいです。
スリモティ・クリシュナラニ・サルカル選手
日本の選手のレベルの高さに驚きました。ダイレクトでのパスが上手く、ボールを奪うことが難しいシーンがありました。ただ私たちも多くのチャンスを作り出し、私も星翔高校とのトレーニングマッチで先制点を決めることができました。これで自信を持って9月のAFC U-16女子選手権2017に臨むことができます。